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2019-02-10

協会セミナーのご報告

昨日はジアスペットアロマセラピスト協会の会員様向け

アニマルアロマタッチのブラッシュアップセミナーでした

アニマルアロマタッチとは精油を植物油に希釈した

オイルを使い、タッチングしていきます。

今まではペットアロママッサージと言っていましたが

改め「アニマルアロマタッチ(AAT)」これがJPCでの新しい呼称となります。

ブラッシュアップセミナーは丁寧に指導するために定員3名で

行われます。まずは様子をアップしますね

たまたまトイプードル2頭がモデルとなりました

グレーの子は10歳、ホワイトの子は4歳です。

良い機会なのでそれぞれについてどんなアロマタッチを行ったのか

記載します。(長文になります)

①トイプードル グレー ヴェルちゃん 10歳(画像 左)

ヴェルちゃんはブリーダー崩壊によって今の飼い主さんに託された

保護犬です。飼い主さんのところに来たときはがりがりだったそうです。

更に靭帯断裂もあり、左後肢がきちんと地面につかない状態だったそうです

現在は飼い主さんのアニマルアロマタッチの効果もあり

足はちゃんとついています。ただ長年、ケージに長時間入れられていたのか

全体的に突っ張った感じがします。もう少しこれが柔軟になると

楽に過ごせそうです。全身触ったところ痛がったりテンションを感じる箇所

もありません。体温も均等で暖かく感じるので冷えからのこわばりや血行不良は

心配ないと思いました。精神的には大変おとなしい子です。

お家では活発な一面もあるそうなので発散もできているようです。

選ばれた精油は オレンジとホーリーフ

ホーリーフは近年、ローズウッドの代用として用いられことが多い精油ですが

実はローズウッドに比べ、リナロールというリラックス特性を示す

成分も多く含まれウッディとフローラルな香りを持ち合わせた独特な精油です。

この精油を加えたホホバオイルを使用してタッチングしていきます。

少しずつ身体の緊張がほぐれて柔軟になっていくのがわかりました。

②トイプードル ホワイト グレコちゃん 4歳(画像 右)

グレコちゃんは活発な女の子で2児の母でもあります(笑)

現在、一緒に暮らしているちびっこたちのエネルギッシュな行動に

手を焼く反面、同居のチワワのおばさま(シニア)たちに

遠慮しながら、板挟みでストレス気味かもとのことでした。

気になる点はふわふわな被毛の下に隠れた華奢な体躯です

以前から食欲にムラがあると聞いていたのですが、ちょっと細いです。

ストレスで自律神経のバランスが崩れると消化器が抑制されるので

食欲不振に陥ったり、消化吸収がうまくいかなくなりがちです。

余談ですが漢方では肝(自律神経系)が乱れると脾(消化器系)の

運化作用はうまくいかなくなるとされています。

食べたものがエネルギーに代わりにくいというわけです。

グリコちゃんに選ばれた精油はゼラニウムとラベンダー

どちらも自律神経のバランスを整えるのに最適な精油です

グリコちゃんも香りには興味しんしんでした。

日常的にゆっくりとタッチングしていくことで徐々に

自律神経も安定していきます。

体質的な要素も加わるので消化酵素を食餌に加えたり

プレバイオティクスのように働くオリゴ糖やチコリーなどで

腸内環境を整えてあげるとよいでしょう。

 

このように身体から読み取り、それを香りとタッチで改善していく

アニマルアロマタッチ

20年前に発信したペットアロママッサージという言葉が

一人歩きを始めた今、ジアスペットアロマセラピスト協会では

アニマルアロマタッチと改め、更なる可能性を高めていきたいと

思います。

アニマルアロマタッチを学べるクラスは

JPC認定ペットアロマアドバイザー講習会 3月開催

JPC認定ペットアロマセラピスト養成講座 4月開講

ご希望の方はぜひ体験授業にご参加くださいね

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